第二種電気工事士資格を独学で取得する方法 ①筆記試験

みなさまこんにちは、鋳物たんぞうです。

この記事は下記ポイントにて作成致しております。

  • 文系出身40代のサラリーマンの受験体験(テキスト1冊・動画視聴)
  • 働きながら筆記試験・技能試験の対策、計4か月の準備期間でやったこと、学習計画・方法の紹介
  • 商売のにおいがする教材・工具等の不要なコストはかけずに取得できる
  • 筆記、技能の専門知識は個別動画サイトにて紹介

第二種電気工事士は実践的な資格です。実生活でも電気は不可欠なインフラであり、取り組む価値のある内容です。動画の視聴メインで隙間時間を有効に活用し誰でも学習できる環境です。

第二種電気工事士資格を働きながら独学で取得する

ざっくり電気工事士資格は、電気設備の工事・取扱の際に必要な国家資格です

第一種・第二種に分類され、第二種が扱える範囲は「一般住宅」「小規模な店舗 ・事業所等」です。

  • 年間15万人が受験し合格率は60~70%の認識
  • 筆記と実技の2つの試験を合格する必要があります。

では、学習計画の前に資格取得スケジュールを抑える必要があります

試験日程・申し込み

受験機会は年二回です、申込期間があるのでまずはスケジュールをご確認下さい。

  • 受験手数料は9,600円(ネット申し込みは9,300円)
  • ネット申し込み→コンビニ支払い可能
  • 入金・申し込みを確認→試験日2週間前程度に受験票が郵送されます。(会場等詳細案内)

受験資格はありません。誰でも挑戦できます

筆記試験日程(上期/下期)

試験日程上期:5月28日 下期:10月29日
試験時間2時間
出題形式マークシート 50問出題→30問正解で合格
申込期間上期:3月20日~4月6日 下期:8月21日~9月7日
 

技能試験日程(上期/下期)

筆記試験合格者が対象となります

試験日程上期:7月22・23日 下期:12月23・24日
試験時間40分
出題形式13問の公表問題(配線図)から1問出題。支給材料で配線を組む
備考筆記合格者は技能の受験票が送付されます

↓下記サイトより申込↓

一般財団法人電気技術者試験センターのサイトにて受験年度の日程をご確認の上、マイページ登録し申し込み下さい。

また、都合の良い日程、会場にてPC端末で回答入力をするCBT方式も導入されていますので併せてご確認ください。

学習方法

働きながら学習計画を実行するには、無理なく継続させる仕組みある程度時間をかける事が肝要です。

分厚い過去問題集やスクールに通う必要はありません。

一つのテキストを繰り返し読み込み、効果的な動画を飽きるくらい視聴しましょう。

継続できる仕組み:絞った教材を繰り返し読み込む、視聴する(2か月)

■実践・弱点補強:試験問題を解く(1か月)

活用教材

実際に私が活用した2パターンの教材をご紹介致します。

講師の西山氏は都立工専上がりの電験一種ホルダーです。華麗なキャリアからドヤ顔の動画を想像しますが、西山氏の講座は分からない人の気持ちをよく理解し「やさしく学ぶ」コンセプトに徹し作成されており、電気の事は全く知らない小学生からでも共感できる仕立てです。

また、話口調も聞き取りやすく、描写ソフトを活用し手描きで同時に説明されるので、エフェクトの効いたチカチカまぶしい洗練動画と違い、個別指導のようなアナログ感より印象的に学習できます。

・第二種電気工事士筆記用の動画は60本ほど→筆記に必要な動画は実質45本ほど

・1本10~20分程で1.75倍速で視聴可能(実質1本10分程)

・電圧、電流、オームの法則とは 基礎からやさしく解説

・筆記試験問題の「傾向と対策」も同時に学習できます

・西山氏の講習は実践的・現実的路線です 工事士試験合格へ確実につなげる構成

飽きるくらい継続して視聴するだけでも筆記試験は攻略出来ます。

テキストは1冊で十分「第二種電気工事士筆記試験の教科書&問題集」

テキストは筆記試験に習得が必要な8つの項目を系統だてて把握、学習することに活用します。

また、紙媒体が手元にいつでも確認できることは記憶の吸収が良く効果的です。

以下の8項目を動画視聴と同時進行で繰り返し学習、印象づけ記憶に定着させます。

Amazon.co.jp

【筆記試験 学習課題8項目】

配線図写真と図を覚える
電気機器と器具写真で器具を覚える
保安に関する法令該当法令のポイントを覚える
電気工事の施工方法写真と図で把握
一般用電気工作物の検査方法該当の検査法を図で覚える
電気工事に関する基礎理論計算のパターン把握
配線理論および配線設計計算のパターン把握
複線図技能試験で必要

・テキストの半分は過去問、実質220ページほどの構成

・50問中30問正解で合格→60点で合格 難度の高い計算問題は捨ててもOK

・1~5を重点に繰り返し学習、器具、配線図、法令を覚えていく戦略でも合格は可能です

第二種電気工事士は電気作業者が工事の際にどのような法令に基づき、どのように設計され施工されているかを理解する事が趣旨です。

三相や交流の難度の高い理論を完全に理解する必要はありません。記憶系がメインの学習となります。しつこいようですが、繰り返し学習する仕組みを作ればOKです。

学習計画

使用する教材が2パターンに絞られました、実にシンプルです。

①動画「やさしく学ぶ電気工事士」/日本エネルギー管理センター

②テキスト「第二種電気工事士筆記試験の教科書&問題集」

学習サイクルのイメージ

下図、学習サイクルのイメージです。①動画の視聴と②テキスト確認を同時にリンクさせ、課題8項目を効果的に学習します。

下記サイクルを何回も繰り返し継続させましょう。

学習時間の確保、ルーティーン化

働きながら学習するにはルーティーン化で無理なくこなせる時間を設定する必要があります。

可能であれば1日2時間目安です。学習といってもテキストに目を通す、動画を倍速で視聴する程度です。それほどの負荷ではありません

とにかくある程度記憶を定着するには、時間を確保し繰り返し継続する以外に方法はありません。

以下、私の事例ご参考下さい。

  • 平日2時間目安:通勤時間:1時間(テキスト) 就寝前:1時間(動画視聴)
  • 金・土は休み メリハリをつける為
  • 日・祝日は分かりにくいところの深堀り、3時間程度
  • テキストと動画を同時にリンクさせると理解が深まります(通勤時に読んだ項目の動画を夜視聴する)

筆記試験日までのスケジュール概要

1か月・最初の2週間はテキストをざっと目を通す、興味のある動画をランダムに視聴
・各週・日ごとに学習する単元の目標設定し継続可能か判断、定着させる
2か月上記のサイクルを継続し飽きるまで消化し続ける 回転数を上げる
3か月試験問題に着手、上記を確実に学習すると初見で9割は正解可能
1か月目:学習ルーティーン構築

最初の2週間はテキスト、動画の構成をざっくり把握下さい。

テキストは書いてあることが意味不明でも飛ばし読みして下さい。どのチャプターにどのような内容の記載があるか把握する程度でOKです。必ず最後まで読み切って下さい。

動画は1本視聴する時間を把握下さい。繰り返し視聴すると1.75倍、2倍速でも視聴可能です。

学習項目は上記の8項目です。1日1項目を読みこなし、関連動画が4~5本(1本:10~20分)ほどの視聴です。

1週間に8項目の学習を1巡させることを目標に、学習が定着する事を目指してください。

具体例:第6章/電気工事に関する基礎理論の学習

例えば6章の学習ですが、テキストの該当ページはP150~P180です。

ただ読んでいるだけでは意味不明箇所もあり、理解が深まりません。

同時に下記「やさしく学ぶシリーズ」の動画の6章の該当動画1~13本を抽出し視聴します

通勤電車でテキストを読み込み確認。動画は倍速で1本10分程です。

就寝前に1時間で5~6本は視聴できます。動画視聴をリンクさせる事で、より理解が深まり効果的に記憶が定着します。

学習項目ごとに、日々学習可能なテキストのページ数、動画視聴本数を案分してルーティーン化して下さい。

あとは、その回転数を上げるだけです。

2か月目:学習ルーティーン定着

理解が進むとテキスト→動画のサイクルを少しずつ早めて各項目を1巡させる回転数を早めてください。

何回も繰り返すことで理解は深まります。

ノートにまとめる等の学習方法もより効果的ですが、少し時間はかかりますがテキスト読む→動画視聴でも学習できます。仕事をしながらですので、ハードルを下げて取り組める方法にて継続させましょう。

また、筆記試験はマークシートの選択問題なのでこの方法でも対応可能です。

3ケ月目:過去問実践 苦手補強

筆記試験の1か月前にある程度仕上がった時点で、ようやくテキストの後半部の過去問題に着手します。

分厚い過去問題集など不要です。「やさしく学ぶシリーズ」の動画は過去問の解説も含まれておりますので過去問の「傾向と対策」はすでに2か月で学習済みです。

テキストの後半の過去問を、週ごとに案分して繰り返し解いてください。

過去問着手の結果、苦手箇所に絞りテキスト確認、動画の視聴を再度取り組んでください。

複線図は実際に紙に描く

第二種電気工事士の筆記試験は、配線図・記号が読める、内線規定の基礎、関連法令をメインに記憶すれば対応できますが、その後の技能試験、実際の電気工事へ展開する為には複線図が描ける事が必要となります。

ここでは実際に紙に描く作業が効果的です。筆記の学習が仕上がったこの時期に配線図をより理解する為、技能試験への準備も含めこの時期から取り組みましょう。

必要なものは黒・赤・青の3色ボールペン・裏紙です。複線図は慣れが必要なので描く事により確かなものにしましょう。

数回描くとコツがつかめます 間違えても消せるフリクションボールペンがおすすめ

筆記試験当日~合否の発表

筆記試験は2時間あり、時間は余るかと想定されます。

上記学習を継続できれば60点ラインはそれほど難度は高くありません。

きれいな大学が会場でした

合否の発表は試験後2週間ほどでWEBで確認できます。

WEBでは自身の受験番号が「合格者リストにあります」とのアナウンスのみです。

書面での合格通知は、技能試験の受験票と兼ねて技能試験の2週間前程度に郵送されます。

技能試験の準備もあるので、先行してWEBにて合否をご確認下さい。

第二種電気工事士筆記試験 学習方法まとめ

身近な電気ですが、知識もなく扱うと火災、感電の危険があります。

第二種電気工事士は資格取得のみならず一般教養としても取り組む価値のある内容と所感します。

学習環境も、日本エネルギー管理センター様より優れたコンテンツが提供されております。

是非ご活用下さい。

  • テキスト1冊、動画視聴の2パータンの教材でOK
  • 働きながら筆記試験の学習は3か月ほどの準備期間
  • 毎日継続できる仕組みを構築しルーティーン化
  • 描くのは複線図程度、動画を視聴しテキストの確認の繰り返しにて効果的に学習

技能試験対策に関しましては下記記事をご参考下さい。

おわりに

誰もが思うかもしれません、洗練されたオフィスへ流行りのファッションで出勤、あるいはPC、スマホでどこでも好きな時に出来る仕事っていいな。

確かにそのような環境、いわゆるホワイトカラーの職種は存在します。誰も汗をかいたり重たいものを持つことを好む人間などいません。

しかしながら、肉体的に負荷のかかる現場仕事を回避し、皆が目指し構築されてきたホワイトカラーの職業は曲がり角に来ています。

システムが洗練されるほど、人員は必要とされません。また、生成AI等のイノベーションはオフィスワークをさらに駆逐する勢いを感じさせます。

いわゆる「IT・ネット関連の仕事」はすでに飽和状態で、すでにレッドオーシャンの環境かもしれません。

難解な資格を取得したところで、現実は経験・才覚が必要とされます。10代のころから目的意識を持ちしかるべき経験を積む必要があります。

打ち手はないのか・・そんなことはありません。人手不足により安全衛生、労務環境の見直しが進みつつある現場の職業にこそ新たな活路が見出せます。

実際にモノに触り、集中し体を動かし汗をかく、ここに精神の安定や快眠が発生します。

たとえ空調が効いた安全なオフィス環境であっても、閉塞した場所で何をやっているのか確信も持てず、人間関係といった暇の産物から精神に不調をきたすようでは、現場で肉体を酷使する以上に危険です。

 今回は未経験者が難解な資格に時間をかけるよりも、「現実的な資格を取得し現場の門をたたけ、まずは経験を積もう」のコンセプトより第二種電気工事士資格を取得した経緯をシェア致します。ご参考になれば幸いです。

長文のご拝読ありがとうございました。

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