みなさまこんにちは、鋳物たんぞうです。
今回はガス金属可とう管の詳細についてご紹介致します。
ガスコックとガス機器をつなぐ配管のとの認識はあるかもしれませんが、
実際にどのような接続になっているのか画像を元に共有致します。
ガス用金属可とう管の仕様
「ひょうたん」マークの管接手老舗メーカー(株)プロテリアル様の製品、資料を基にご紹介致します。
ガス用金属可とう管スペック・構造
「ガス用金属可とう管」とは ざっくりと
ステンレスのフレキホースに特殊な樹脂で被覆された堅牢な配管です。
ガス機器接続側、ガスコック側の継ぎ手は施工性に優れたユニオン接続となっております。
接続ねじはそれぞれRねじ(おねじ)、Rc(めねじ)のテーパーねじの為、ガスヘルメ等のシール材での接続が必要。
家庭用では配管のサイズは1/2(15A)・3/4(20A)の2パターンがメインです。
ガス用金属可とう管 ユニオンねじ部詳細
図面等の資料ではいまいちピンとこないかもしれませんので
ユニオンねじ部を画像にて確認致します。
ねじの先端がななめに切れています。可とう管本体のメスねじ側のななめに切れた部分と
金属どおしが密着するフレア接続です。
フレア接続にはシール材、パッキンは不要です。
可とう管本体とユニオンねじの接続はフレア接続です。
フレア部は密着性が肝心な為、メーカーの違いや再利用はNGです。
ガス用金属可とう管 施工方法
では、金属可とう管の仕様を確認したところで施工方法の確認です。
- 可とう管の長さの確認
- ガスコック、ガス機器側のねじ経、接続方法確認
- 可とう管のユニオンねじを外す
- ガスコック・ガス機器側とユニオンねじをシール材塗布し接続
- 可とう管のユニオンナットとガス側、機器側接続(フレア接続)
ユニオンねじ接続がメインとなります。
モンキーレンチは2丁がけで片方が回らないようにオーライをとって施工します。
ご拝読ありがとうございました。
ご参考になれば幸いです。