万年青のある風景/寿司屋の軒先

こんにちは、鋳物たんぞうです。

 皆様の職場はどのような仕事始めでしょうか。経営者のビデオメッセージを視聴し、マネージャーの挨拶を経て近隣の寺院で初詣でしょうか。年始の始業は長期休暇から心身を慣らしていく穏やかな時間でありたいですね。

年始の挨拶回りは必要なのか

 様々な仕事始めの中、ルート営業の職種では年始の挨拶回りという、主要顧客を部内のメンバーで一斉に訪問する恒例行事があります。「年始回り」と聞くとともっともらしい行先に感じるかもしれませんが、その実態は訪問先も同様に年始回りで外出しており、謹賀新年のスタンプを押した自身の名刺を先方担当者のデスクに置きに行くという珍妙な訪問が初日から2-3日展開されます。各取引先、普段やり取りもしない担当者や部課長の名刺で覆いつくされた訪問先の各担当者のデスクは異様な光景で、片付ける手間を考えると申し訳ない気分にもなります。

 また、普段はピンで自己管理のもと活動する営業が1台の車に同乗して行動します。良好な関係を構築する意識をもった優秀なメンバー間であればこの珍道中も貴重な情報交換の場となり有意義な時間となるでしょう。しかしながら、ミッドクライシス真っ只中の不機嫌な上司や単にキャリアが長いだけで馬が合わない先輩と同乗し永遠ハンドルを握る若手にとっては年始早々いきなりハードモードです。

 90年代くらいまでかな、その昔はおそろいの法被を着て訪問先で「○○様の本年度の益々のご発展を祈念致しまして」などの祈念発声やお酒を振る舞う訪問先もありましたがさすがにほぼ消滅、コロナ禍で一部の大手企業は年始訪問の自粛の指針を出しておりましたが再開している印象です。「車につけるしめ縄は消滅したけど、この風習なくならないよな」などのボヤキが毎年聞こえてきます。

なぜ大多数が不毛だなと感じるこの習慣はなくならないのか

  1. ごく少数だが年始訪問の有無を気にする人間がいる。
  2. 事務所にいてもヒマからの産物。
  3. 日本人はイベント好き。

 ①はいわゆるノイジー・マイノリティ問題です。ごく少数の意見に過敏に反応せざるを得ない実情です。ネットの普及でこの問題の深刻さが取り上げられるようになってきました。年賀状同様にフェードアウトする方向性と推測されますが現状はすぐには変えられません。②③のポイントにおいて改善させる余地があるかと思います。

年始回りを目的のあるイベントに

 ただ名刺を置きに行くだけの不毛な行動と思った瞬間に生産性は消滅します。ノベルティグッズやサンプルの一斉配布訪問に置き換えてはいかがでしょうか。私も過去、年始回りに伝票処理済みの返品商品(小物)を課員と配布した際は訪問先にも喜ばれ、在庫も処分できたので好評でした。

 思い切って昼食会を目的にするのも効果的かもしれません。各訪問エリアの担当に聞くと様々な店を知っています。事前に昼食のお店を決め、その目的の店を軸に効率の良い訪問ルートを設定します。年始ぐらい少し豪華な昼食を皆で楽しむ親睦会とし、本年の部の方向性などを共有する有意義な時間に活用するのはいかがでしょうか。

 ずいぶん前置きが長くなってしまいましたが本記事の本題です。様々な活動が始動する年始の都市にて、年始の挨拶回りの道中に上記のことをふと考えておりました。いかなる状況であれ、私は行動しております。人は行動するとよかれ悪かれ何かに出会います。Don’t stop,Keep runnning!

何に出会ったかって?

    

もちろん、万年青だよう⤴

万年青のある風景

 北向きの店舗の軒下にずらりと並んだ万年青の鉢、暖冬とは言え1月初旬の気温下でもこの勢いです。いらっしゃいませ~の声はかけませんが個々の緑の輝きでお客様を迎えているようです。

よく見ると斑入り株もあり。ここ絶対うまい店
店内入口の両サイドに万年青を配置する布陣、ピッチは赤玉土メイン。
赤い実がなっています、都会だから食べるムクドリ等いないのかな。生子の青鉢きれいだな。

 いかがでしょうか。店主は料理だけではなく万年青の育成も一流のようですね。和モダン系の店舗デザイン等にご参考いただければ幸いです。

万年青のある風景にて一句

熟考、推敲なしの思いつき。様々な思いが交差する年初めの都会の道路脇で万年青の実を見つけました。

ご拝読ありがとうございました。

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