【参考画像】鉛管接続 洋風便器の金属フランジ接続部

みなさまこんにちは、鋳物たんぞうです。

今回は現在は使用が禁止されている鉛管の洋風便器フランジ接続画像をシェア致します。

1950年代には塩ビ管の本格製造がはじまり、1990年ごろには各自治体のばらつきはありますが使用が禁止されたことにより終息した鉛管。

管種 記号備考
水道用合金鉛管  L.P Leaden Pipe

配管の記号ではL.P/Leaden Pipe 

リードパイプはそのまま「鉛のパイプ」ですね

余談ですがLPの記号の覚え方として、英国のロックバンド「レッドツェッペリン」を引用しろと教わりました。

LED ZEPPELIN(レッド・ツェッペリン)の名前の由来は LEAD ZEPPELIN(鉛の飛行船)です。

LEDはLEAD(鉛)からAを省略したもの

ZEPPELINは教科書にも出てくる、墜落したツェッペリン型飛行船の事です。

墜落した飛行船をもじってバンド名にする、いかにも英国らしいシニカルさですね。

さて、設備業界では洋風大便器の排水接続に金属フランジがあり、カタログ等で目にすることはありますが、実際に見ることは少ないのではないでしょうか。

【洋風便器金属フランジ】

【施工方法】 トーチであぶってつばをつくりガスケット接続

では、実際の接続部の画像をシェア致します。

お食事中の方はご遠慮下さい。

1969年竣工の公営住宅での鉛管排水接続部です。

鉛のイメージで完全に忌み嫌われる鉛管ですが、加工性や酸にも強い耐食性能は排水に関しては

効果的のように思えます。

50年以上も毎日排水し続ける鉛管、当時の職人さんの施工精度に感謝ですね。

鉛管関連の資料作成等にご活用いただければ幸いです。

ご拝読ありがとうございました。

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